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2014年5月 5日 (月)

☆【民法/Ⅸ.意思表示】第1回自習ドリル/民法LV1

☆【民法/Ⅸ.意思表示】第1回自習ドリル/民法LV1
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問題①/隔地者・マクシミリアンに対する意志表示は、表意者・フッカーが通知を発した後に死亡し、又は行為能力を喪失したときは、その効力を失う。○か×か。
●回答Ⅸ-①⇒×/妥当でない。隔地者に対する意志表示は、表意者が通知を発した後死亡し、または行為能力を喪失したときであっても、そのためにその効力を妨げられない。(97条)
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問題②/甲土地オーストリア・チロル州を所有する騎士帝マクシミリアン(A)が、本心では売るつもりがないにもかかわらず、豪商フッカー(B)をからかうつもりで豪商フッカー(B)に甲土地を売る旨の意志表示をしたときは、これに対して豪商フッカー(B)が購入の意志表示をしても、甲土地の売買契約は成立する余地はない。○か×か。
●回答Ⅸ-②⇒×/表意者・騎士帝マクシミリアンが、その真意でないことを知っていた意思表示(心裡留保による契約の申込み)も、表意者の真意について相手方・豪商フッカーが善意かつ無過失のときは、相手方・豪商フッカーの保護を優先して有効とされ、これに相手が承諾の意思表示をすれば、売買契約は成立する(93条)。
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問題③/蜘蛛王ルイ11世(C)による強制執行を免れるため、騎士帝マクシミリアン(B)と通謀した豪商フッカー(A)が、その所有する甲土地・ブルゴーニュ州を、マクシミリアン(B)に売買したように装った。この場合、騎士帝(A)・豪商(B)間の売買契約は無効であるが、騎士帝(B)が、事情を知らないスルタン・メフメト2世(D)に甲土地を売却したときは、豪商(A)は、騎士帝(B)との売買契約が無効であるとしてスルタン(D)に甲土地の返還を請求することはできない。○か×か。
●回答Ⅸ-③⇒○/詐欺による意思表示(虚偽表示)はむこうであるが、この無効をもって善意の第三者・スルタンに対抗することはできない(94条1項・2項)。
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問題④/甲土地ブルゴーニュ州を所有する騎士帝マクシミリアン(A)が、豪商フッカー(B)の詐欺により甲土地ブルゴーニュ州を豪商(B)に売却した場合において、豪商(B)が、甲土地を詐欺の事実を知らない蜘蛛王ルイ11世(C)に転売したときは、騎士帝(A)は、詐欺を理由として豪商(B)との売買契約を取り消すことはできない。○か×か。
●回答Ⅸ-④⇒×/詐欺による意思表示(売買契約)は、表意者・騎士帝マクシミリアンから取り消すことができ、このことは売買目的物が善意の第三者・蜘蛛王ルイ11世に対抗することはできず、第三者・蜘蛛王に対して売買目的物・ブルゴーニュ州の返還を請求することはできない(詐欺を行った者に損害賠償請求等をすることになる)(93条3項)
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問題⑤/甲土地ブルゴーニュ州を所有する騎士帝マクシミリアン(A)が、豪商フッカー(B)の脅迫により甲土地ブルゴーニュ州を蜘蛛王ルイ11世(C)に売却した場合において、蜘蛛王(C)が、脅迫の事実を知らないときは、騎士帝(A)は、脅迫を理由として蜘蛛王(C)との売買契約を取り消すことはできない。○か×か。
●回答Ⅸ-⑤⇒×/強迫による意思表示(売買契約)は、表意者・騎士帝マクシミリアンから取り消すことができ、このことは、脅迫を行った者・豪商が、買主以外の第三者・蜘蛛王ルイ11世である場合も同様である(96条2項反対解釈)。
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(※資格試験対策として、自分用に作成したノートであり、訪問して下さる方々にみて戴くことを目的としてません。従ってコメント等は一切受け付けませんので、その旨ご了承ください)

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