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2014年5月 8日 (木)

【民法/ⅩⅣ.質権】自習ドリル/民法LV1

【民法/ⅩⅣ.物件】自習ドリル/民法LV1

①設問1/動産・スヌーピー及び不動産・犬小屋を目的物とする質権設定は、目的物を債権者・ルーシーに引き渡すことを要するが、(チャーリーとの)占有改定による引き渡しでは、その効力を生じない。〇か×か。
●回答ⅩⅣ-①⇒〇/動産および不動産を目的とする質権設定は、目的物を債権者に引き渡すことによって効力を生じる(344条)。ただし、この引き渡しに占有設定は含まれない(345条)。
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問題②/質権設定契約(借金のカタの約束文書)において、あらかじめ、弁済(代わりの物で支払うこと)として質物・スヌーピーの所有権を質権者・ルーシーに取得させ、その他法律に定める方法によらないで質権者に質物を処分させることを約することはできない。〇か×か。                                       
●回答ⅩⅣ-②/〇。債権額・ルーシーがチャーリーに貸したアイスクリーム1個の立て替え代金に比べ、高額な質物・スヌーピー20万円相当を要求するといった債権者・ルーシーの暴利行為を防ぐため、質権設定契約時に、あらかじめ、弁済として、買物の所有権を質権者に拾得させ、その他法律に定める方法によらないで質権者に買物を処分させることを約すことはできない(流失契約の禁止:349条)。なお被担保債権の弁済期後に、買物をもって代物弁済の目的とすることは禁止されない。チャーリーが、ルーシーに、アイスクリームを買ってやればよい)。
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問題③/不動産質権・家の対抗要件は登記(必要書類)であるが、動産質権・スヌーピーをもって借金のカタにした場合の対抗要件は、質物(それ)の占有継続(飼い続けること)である。〇か×か。
●回答ⅩⅣ-③⇒〇/質権(借金)も物件(←※注意)であるから、不動産質権(借金のカタ)の対抗要件は登記である(177条)。一方、スヌーピーを借金にした場合・動産質権に関する対抗要件は、質物の占有継続(飼い続けること)である(352条)。
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問題④/動産質権及び不動産質権の質権者は、設定者・チャーリーの承諾を得なければ、質物・スヌーピーを使用収益することができない。〇か×か。
●回答ⅩⅣ-④⇒×/動産質権の質権者・借金取りのルーシーは、設定者・チャーリーの承諾を得なければ、質物・スヌーピーを使用収益することはできない(350条・298条2項)。一方、不動産の質権者・借金取のルーシーは、設定契約で別段の定めがない限り、質権の目的である不動産を使用・収益(スヌーピーと遊んだり)することができる(356条・359条)
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問題⑤/債権質の質権者・借金取のルーシーは、債務者チャーリーから弁済(貸金の返済)を受けられないときは、質権の目的である債権(小切手)を第三債務者・妹のサリーから直接取り立てることができる。〇か×か。
●回答ⅩⅣ-⑤⇒〇/債権者の質権者・ルーシーは、債務者・チャーリーから弁済を受けられないときは、質権の目的である債権(小切手)を自己の債権額(貸した額)の範囲内で第三債務者・妹のサリーから直接取り立てることができる。(356条1項)

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