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2014年5月 8日 (木)

【民法/ⅩⅤ.抵当権】自習ドリル/民法LV1

【民法/ⅩⅤ.抵当権】自習ドリル/民法LV1

 設問/ケンシロウ(A)が有するラオウに対する3億円の貸金債権(借金の契約書)を担保するため、抵当権(借金のカタ)を設定する場合。
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 択肢①/ラオウが、自己の所有する甲土地・東京に抵当権を設定した場合において、ラオウ(B)が弁済期に弁済をしないときは、ケンシロウ(A)は、直ちに甲土地の所有権を取得することができる。 〇か×か。
 ●回答①⇒〇/債務者が弁済をしない(債務不履行)となった場合には、ケンシロウ(A)は抵当権を実行し、裁判所による抵当権不動産の競売(売却)代償から優先弁済を受けることになる。
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 択肢②/ラオウ(B)が、自己の所有する甲土地の抵当権を設定した場合でも、ラオウ(B)は甲土地をケンシロウ(A)に引き渡す必要はなく、そのまま使用・収益を継続することができる。〇か×か。
 ●回答⇒②/妥当である。抵当権設定者は、抵当権を設定した場合でも、その目的となった不動産(抵当不動産)を抵当権者に引き渡す必要はなく、そのまま使用・収益を継続することだできる(369条1項)。
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 択肢③/ラオウ(B)が、自己の所有する甲土地に抵当権を設定した場合には、その後、ラオウ(B)に対する債権者となった第三者南斗のシン(D)は、甲土地・東京に抵当権の受けることができない。〇か×か。
 ●回答⇒③/妥当でない。抵当権は、使用・収益を伴う物件ではないため、同一の不動産を目的として重ねて設定することができる。ただし、設定登記額に1番抵当権、2番抵当権と順位が付され、先順位の抵当権者が優先する(373条)。
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 択肢④/ラオウ(B)が、トキ(C)の所有する乙土地・埼玉の上に建てられているラオウ(B)建物に抵当権を設定した場合には、抵当権の高欲は、乙土地に対する借地権にも及ぶ。〇か×か。
 ●回答⇒④/妥当である。借地上に建てられた建物に設定された抵当権の効力は、特段の事情がない限り、従たる権利である借地権(地上権または賃貸借権)にもおよぶ(最判昭40・5・4)。
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 択肢⑤/物上保証人となる病身のトキ(C)の所有する乙土地・埼玉に対して抵当権を設定する場合には、設定契約の当事者となるにはケンシロウ(A)、ラオウ(B)および病身のトキ(C)である。〇か×か。
 ●回答⇒⑤/妥当でない。物上保証人となるの所有する乙土地・埼玉に対して抵当権を設定する場合には、設定契約の当事者となるのは債権者ケンシロウ(A)及び病身のトキ(C)である。債権者ラオウ(B)は、抵当権設定契約者とはならない。
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